石田淳- 小川真輝の二人展。「在るということ、それぞれの視線」に参加する写真家の小川真輝さんの作品の特注額縁を設計した。小川さんの今回の作品は身近なものを主題として、さまざまな解像度とそのトリミングで具象と抽象を軽やかに横断し、見るものに自由な解釈を与えてくれる。そんな作品たちにふさわしい額縁のあり方を小川さんと一緒に模索していった。トリミングの特異性から、複数レイアウトする際に並べて配置してもそれぞれの関係が途切れないように額縁の見付の厚みを極力薄くし、奥行方向は厚く見せることで各々の物質としての輪郭を強調した。そうした事で壁に掛けずとも、置きで自立する事ができ日常の中での作品との関わり方に幅がうまれた。
会期:2023.03.21-04.13
会場:一番星画廊